夏休みにお金がかかる子どもへの出費や節約術についてまとめました。
- どんな出費があるの?
- 食費、レジャー費、電気代の節約術は?
長期休みでお金がかかるのは仕方ありませんが、上手に節約しながら楽しい夏休みを子どもと一緒に過ごすためにもぜひ参考にしてみてください!
夏休みにお金がかかる出費はなに?
子どもが家にいる時間やイベント等が増えるため、いろいろな出費がかさみます。
とくにお金がかかりやすいのは、
- 食費
- 光熱費
- レジャー費
- 教育費
- 交際費
などです。
子どもが学校に通っている時は昼間の給食がありますが、夏休みになると毎日昼食の準備が必要です。
毎日の昼食づくりが面倒になれば、たまには外食を利用することもあるでしょう。
また、夏の暑い時にはアイスを食べる機会も増えます。
さらに、子どもと一緒にスーパーに行けばお菓子など余計なものまで購入することになるため、食費が高くなります。
夏の暑い時期は朝からエアコンを入れっぱなしになります。
子どもと親が常に同じ部屋で過ごすわけではないため、複数の部屋でエアコンを使えばその分光熱費は高くなります。
夏休みの長期休暇はせっかくだから、子どもをどこか連れていってあげようと計画するでしょう。
旅行ができない場合でも、
- バーベキュー
- 海水浴
- プール
など何かイベントごとを計画するので費用がかさみます。
塾に通わせている場合、長期休暇を利用して講習会が開催されます。
講習会に参加すると、いつもの塾代にプラスして費用が発生します。
実家への帰省、友人や家族たちとの交流などに伴い交際費もいつも以上に必要です。
夏休みにお金がかかる食費を節約する方法
家庭菜園で食費を抑える
家庭菜園で作った夏野菜を活用したり昼食をお弁当にすれば、月の食費を3万円程度に抑えることができます。
例えば、
- キュウリ:約200円
- ミニトマト:約200円
- ピーマン:約180円
- シシトウ:約150円
- ナス:約180円
- とうもろこし:約150円
- 枝豆:約250円
- オクラ:約150円
など高くつきがちな夏野菜の食費を大きく浮せられるんです。(※上記は1パックのおおよその価格です。)
また、昼食をお弁当にしておけば、朝食と一緒に作れて食費ロスの軽減にも役立ちますし料理の手間も省けます。
飲み物はまとめ買いで安く揃える
飲み物を単品購入するより、まとめて購入する方が1本あたりの料金が安いです。
夏休みに子供たちがよく口にする飲み物500mlのペットボトルは、1本のみ単品購入するよりも24本まとめて購入する方が割引率が高くなります。
例えば、500mlのお茶を購入する場合、コンビニや自販機だと1本あたり100円~130円です。
ディスカウントストアや通販サイトを利用し、まとめ買いをすればお茶1本あたり10円~50円程度で購入することも可能です。
格安で購入できる通販サイトでまとめ買いをすれば自宅まで配送してくれるため、重いジュースを運ぶ手間も省けます。
手作りのお菓子でおやつ代を節約する
手作りお菓子は手間はかかりますが、多めに作れば節約につながります。
多めにお菓子を手作りして冷凍保存しておけばコスパも良く、市販のお菓子を買うよりもかなり安いです。
また、お菓子を手作りすれば、調味料を調整でき健康にも良いです。
子どもがいるとおやつを我慢させることはできないため、節約のために基本的におやつを手作りしましょう。
ただし、全くスタック菓子を購入せずすべて手作りとなると負担が増えてしまう上に、子供も親もストレスが溜まります。
なので基本手作りお菓子にして、たまにはスナック菓子を購入するというスタンスにすると良いでしょう。
値下げシールが貼られているスナック菓子にすると、市販のお菓子でも低価格で購入できます。
必要な食材はふるさと納税で手に入れる
免税されるふるさと納税を利用すれば、食材を実質無料で手に入れることが可能です。
とくに、
- お肉
- お魚
- 野菜
- 果物
- お米
の返礼品のある自治体に寄付すれば、何食分かを浮かせることができるでしょう。
また、普段なかなか購入する機会がない高級な食材の返礼品もあって、豪華な食事も楽しめます。
ピントこない方はふるさと納税の専用サイトがあるので、みんなが選んでいる返礼品ランキングも参考にしてみてください。
食事は必ず必要なのものですし、食材をふるさと納税の返礼品で手に入れれば生活費をかなり節約できるでしょう。
夏休みにお金がかかるレジャー費を節約する方法
無料の工場見学に出かける
無料の工場見学は、
- 試飲試食
- お土産
といったお得がたくさん詰まっています。
休日のお出かけにもなりますし、試飲や試食が楽しめる上、帰り際にはお土産までもらえる工場見学もあり、子どもだけでなく大人もお得に楽しめます。
例えば、アサヒビールの工場では、ビールやジュースの製造工程が見学でき、試飲も無料でできます。
シャトレーゼは、ケーキやアイスなどの製造工程が見学でき、最後にアイスの試食付きです。
工場見学は建物内部なので天候に左右されることもありませんし、旅行のスケジュールに組み込めば旅費の節約にもつながります。
ただし、無料の工場見学は最近人気が高いため、事前予約が必須のところほとんどです。
急に工場見学に行きたいと思っても予約の空きがなければ利用できないので、しっかり確認するよう気を付けましょう。
地域イベントに参加する
地域の公民館で開催されてるイベントに参加すれば、無料あるいは数百円程度の費用で楽しめます。
普段からさまざまなイベントごとが開催されていますが、
- 科学教室
- 料理教室
- 絵画教室
- スポーツ教室
といった、子どもの夏休みなど長期休暇に合わせてさらにイベント数は多くなっています。
その他にも、子どもの自由研究にも活用できるようなイベントもあります。
地域の広報誌や近くの公民館の掲示板などにイベント開催についてのお知らせが記載してあるので、チェックすると良いでしょう。
プールなど公共施設を活用する
公共施設だと民営の施設と比較しても格安で利用できます。
遊園地が併設された民営のプールだと入場料だけで一人当たり数千円もしますが、公共のプールなら数百円で利用できます。
安い公共のプールになると、子ども一人当たり100円~200円程度で遊ぶことが可能です。
お弁当やお茶を持参すれば昼食のために余計な費用も掛かりませんし、朝から夕方まで一日楽しめるでしょう。
その他プール以外にも、市町村が運営しているような博物館や科学館も楽しめるスポットです。
科学館などには、プラネタリウムが併設されているところもあります。
どちらも数百円程度で利用でき、暑い夏の日も涼しく過ごせるため人気が高くおすすめです。
花火大会に行く
夏の一大イベントの一つである花火大会は、花火を見るだけなら無料です。
屋台に行ってしまうと色々な食べ物や遊びでお金を消費してしまいがちなので、少し遠くから花火を見て楽しみましょう。
食べ物や遊び一つ一つの値段は安いですが、複数購入すればそれなりにお金が掛かります。
子どもと一緒だと、
- たこ焼き
- 焼きそば
- かき氷
- クレープ
- ヨーヨー釣り
- 金魚すくい
など食べ物が欲しくなったり遊びがしたいとおねだりされてしまいます。
また、花火大会に近い場所はかなり混雑しますので、子どもが迷子にならないように座って花火を見るスペースを探すのも大変です。
お金を使わずゆったりと花火を見るには、少し離れた場所がベストです。
動画配信サービスの無料体験を利用する
無料体験期間がある動画配信サービスは9つあります。
サービス名 | 無料体験期間 |
---|---|
Amazonプライムビデオ | 30日間 |
Hulu | 2週間 |
U-NEXT | 31日間 |
dTV | 31日間 |
dアニメストア | 31日間 |
ABEMAプレミアム | 14日間 |
WATCHA(ウォッチャ) | 1ヶ月 |
TELASA(テラサ) | 15日間 |
FODプレミアム | 14日間 |
※上記は初めての利用者に限ります。
小中高の子供だと夏休みは40日程度ありますが、レンタルショップでお金を使う必要もなく一定期間無料でアニメ、映画、ドラマなど見て楽しめます。
夏休みが長い大学生や専門学校生でも、複数の動画配信サービスを利用すれば夏休みの間はずっと無料で利用できます。
とくに31日間無料トライアルで期間が長く、動画以外の漫画や雑誌も読めるU-NEXTは人気があってたくさん楽しめるためおすすめです。
暑い夏の日に家から出たくない時、雨が降って外では遊べないときなど、動画配信サービスを利用すれば家の中でも退屈することがありません。
ただし、無料期間を過ぎてしまうと月会費がかかりますので、解約が必要なのを忘れないようにしましょう。
夏休みにお金がかかる家の電気代は家族で節約する
電気代を節約するポイントは3つあります。
- エアコンを使う時はサーキュレーターを使う
- 窓の外にすだれを張る
- 電気プランを見直す
家にいる時間が長くなると電気代は高くなりがちです。
エアコンを使う時はサーキュレーターを一緒に使って空気を循環させると、冷房の効率が良くなるので節約につながります。
直射日光が当たらないように窓の外にすだれを設置すれば、日除けができエアコンの消費電力を抑えられます。
また、電気プランの見直しもおすすめです。
生活スタイルに合わせて、今よりも電気代が安くなるかチェックしてみると良いでしょう。
夏休みにお金をかけなくても楽しく子どもと過ごせる
夏休みにかかるお金を節約するために手っ取り早くできるのは食費の節約です。
家庭菜園を作る、手作りおやつなどは節約にもなりますが、子どもと一緒に楽しめるので、コミュニケーションの向上にもつながります。
夏休みには何かとレジャーも高くなりがちです。
レジャー費は、公共の施設のイベントを利用すれば、安価で楽しめるうえに夏休みの自由研究にも役立ちます。
また、無料の工場見学を行っているところを利用すれば、身近な商品の製造工程を知るチャンスにもなるでしょう。
お金をかければ楽しいイベントごとが体験できるわけではありません。
お金や時間の使い方を工夫すれば、散財することなくお財布に優しい夏休みを過ごせますよ!